KTS学院介護職員初任者研修(通信) 学則
第1条 (開講目的)
介護に従事する者が求められる、利用者のためを第一義とする基本理念と専門職としての基本姿勢、基本的な知識・技術を習得するための研修を行い、地域の介護人材の確保と介護サービスの向上を図ることを目的とする。
第2条 (研修事業の名称)
研修事業(以下研修という)の名称は次の通りとする。
KTS学院介護職員初任者研修(通信)
第3条 (研修の課程及び形式)
- 研修の課程と形式は次の通りとする。
介護職員初任者研修課程(通信形式) - 講義を通信によって行う地域は、静岡県および愛知県とする。
第4条 (事業者の名称・所在地)
本研修は次の事業者が実施する。
- 名 称
- KTS学院
- 所在地
- 浜松市中区東伊場一丁目1番26号
- 電 話
- 053-543-5311
第5条 (研修受講費用)
研修受講費用は次の通りとする。
- 受講料71,500円(税込)
- テキスト代5,500円(税込・受講料に含む)
- 傷害賠償保険料 (受講料に含む)
- 補講料(講義・演習) 1時間あたり2,200円(税込)
- 修了証明書再発行料 1 枚220円(税込)
第6条 (保険加入)
介護労働講習等損害保険は(傷害・賠償責任)は、全ての受講者が加入するものとし、それに係る費用は受講料の中に含むものとする。
第7条 (使用教材)
研修に使用する教材は次の通りとする。
介護職員初任者研修テキスト1 中央法規
介護職員初任者研修テキスト2 中央法規
第8条 (研修時間数等)
「静岡県介護員養成研修指定事務取扱要綱」(以下「要綱」という)に基づき、
別紙4「KTS学院介護職員初任者研修カリキュラム表」を最低基準とし、時間割表及び募集内容等にてそのつど定める。
第9条 (研修会場)
研修会場の所在地は別紙 1「研修会場一覧表」の通りとする。
第10条 (研修期間)
研修期間はおおむね3ヶ月とする。
第11条(担当講師)
研修を担当する講師は、別紙 2「講師一覧表」の通りとする。
第12条(申込手続き)
受講申込手続きは次の通りとする。
- KTS学院指定の申込用紙に必要事項を記入し、郵送または持参により申し込む。但し、定員に達した場合は受付終了とする。
- 申込受付け開始は、概ね開講日の4週間前とし、開講日の1週間前に締め切るものとする。
- KTS学院は申込内容を確認後、受講決定と受講料支払いのための書類を受講者宛に送付する。
- 受講者は受講料支払いの書類が到着後、指定の期日までに受講料を納入する。
- KTS学院が受講料の納入を確認できた後、受講手続きが完了したものとみなす。
第13条 (受講料納入後の解約)
受講料納入後の解約については、受講開始日の7日前までは全額返金し、それ以降は返金しないものとする。
第14条(受講者の本人確認の方法)
受講申し込みの受付の際に以下のいずれかで本人確認を行なうこととする。
- 戸籍謄本、戸籍抄本もしくは住民票の提出
- 住民基本台帳カードの提示
- 健康保険証の提示
- 運転免許証の提示
- パスポートの提示
- 学生証の提示
第15条(通信形式による研修の実施方法)
通信形式による研修の実施方法は以下のとおりとする。
- 静岡県介護員養成研修指定事務取扱要綱別表第2の項目の欄の区分ごとに3問以上の課題(1問以上は論述式の課題とする。)を設定し、受講者から当該課題に係るレポートを提出期限までに提出させる。
- (1)で提出されたレポートの添削指導を行い、添削した結果に解説及び講師コメントを加えて受講者に返送する。
- 添削指導の結果、基準に満たない場合は、基準に達するまで再度指導評価を行う。
- (3)の評価は、100点を満点として、A(90点以上)、B(89~80点)、C(79~70点)、D(70点未満)の区分で評価し、合格の基準とはC以上の評価とする。
第16条(研修修了の認定方法)
- 第8条に定める研修の全日程及びその内容全てを履修した後1時間程度の筆記試験による修了評価を受けて一定以上の評価を得た者を修了者と認める。
- 前項の全てを履修とは、「こころとからだのしくみと生活支援技術」の項目において、介護技術の習得が講師により評価されることを含む。
- 第1項の修了評価は、筆記試験により行うこととし、100点を満点としてA(90点以上)、B(89~80点)、C(79~70点)及びD(70点未満)の区分で評価する。なお、第1項の一定以上の評価とはC以上の評価であり、D評価を得たものについては、必要に応じて補講を行うとともに、原則としては修了者と認定するに足るまで再評価を行う。
第17条(介護職員初任者研修課程の一部免除)
- KTS学院は介護職員初任者研修受講申込者のうち、次の者の研修課程の一部を免除することができる。
- 生活援助従事者研修を修了している者
- 免除する科目
- 「介護におけるコミュニケーション技術」
「老化の理解」
「障害の理解」
- 入門的研修(入門講座及び基礎講座)を修了している者
- 免除する科目
- 「介護の基本」
「老化の理解」
「認知症の理解」
「障害の理解」
- 認知症介護基礎研修を修了している者
- 免除する科目
- 「認知症の理解」
- 居宅介護職員初任者研修を修了している者
- 免除する科目
- 「職務の理解」
「介護における尊厳の保持・自立支援」
「介護の基本」
「介護・福祉サービスの理解と医療との連携」
「介護におけるコミュニケーション技術」
「障害の理解」
「こころとからだのしくみと生活支援技術」
「振り返り」
- 生活援助従事者研修を修了している者
- 研修課程の一部免除を希望する受講申込者は、「受講申込書」と併せて、対象者であることを証する書類として、研修修了書等を提出しなければならない。
- 研修課程の一部免除を決定したKTS学院は、受講決定通知に免除する科目を記載するものとする。
- 研修課程の一部を免除された受講者の受講料については、免除する科目の時間数に500を掛けた額を割り引くものとする。ただし、割引額の上限を20,000円とする。
第18条(遅刻、早退、欠席の取り扱い)
別に定める時間割表に基づき、遅刻、早退についてはいかなる場合も欠席とみなす。
第19条(補講について)
事業者が認めた事情において研修を欠席した場合は、第5条に定める研修費用を支払い研修期間内での補講(振替受講)を受けることにより当該科目に出席したものとみなす。
第20条(受講の取消し)
次の各号の一に該当するものは、事業者の判断により当該受講生の受講を取り消すことが出来る。
- 学習意欲が著しく欠け修了の見込みが無いと認められるもの
- 学習態度が著しく悪くカリキュラムの進行を妨げるもの
- 他の受講者の学習を著しく妨げるもの
- 自力で演習内容を行なうことができないもの
受講を取り消されるに至った者は、その間履修した当該研修については書面にて理由を提示した上で全て無効とする。
第21条(修了証書等の交付)
- KTS学院は研修修了者に対して、介護保険法施行令第3条第1項第1号に定める修了証明書及び携帯用修了証明書を交付する。修了証明書の紛失などがあった場合は、修了者の申し出により有料にて再交付をする。
- 前項により交付する修了証明書の書式は、介護保険法施行規則第22条の25に定めるものとする。
第22条(修了者管理の方法)
研修修了者については、修了証明書番号、修了年月日、氏名、性別、生年月日、住所などを要綱に定める修了者名簿で作成・管理し、静岡県知事に報告する。また、修了者名簿については永年管理する。
第23条(その他の留意事項)
研修事業の実施に当たり、以下の通り必要な措置を講じることとする。
- 研修に関して以下の通り苦情等の窓口を設けて研修実施部署と連携し、苦情及び事故が発生した場合には迅速に対応する。
苦情対応部署:KTS学院 電話 053-543-5311 - 著作権について本講座で使用する教材、質問回答、回答解説等の著作権物に対し次の通り禁止する。
①著作物の複製・転用・転載・インターネットによる公衆送信・販売・譲渡などを行なうこと。②方法、理由を問わず、講義内容を音声または画像にて記録すること。
第24条(個人情報管理)
当該研修における個人情報について厳正に管理を行なう。
- 当事業者は事業実施や本人確認書類などにより知り得た受講生などの個人情報をみだりに他人に知らせ又は不当な目的に使用しない。
- 受講生は、研修中に知りえた個人情報等を他に口外しないこととし、その旨を誓約書に記載してKTS学院に提出する。
第25条(施行細則)
この学則に必要な細則ならびにこの学則に定めの無い事項で必要があると認められる場合は、KTS学院がこれを定める。
附則
第1条
この学則は令和3年2月10日から施行する。
第2条
この学則は令和3年4月1日から施行する。
各種添付書類(別紙)
学習内容 | 講師 | 時間 |
---|---|---|
1. 職務の理解 | 山下 細田 川田 | 6h |
2. 介護における尊厳の保持・自立支援 | 山下 細田 西野 | 9h |
3. 介護の基本 | 山下 細田 西野 | 6h |
4. 介護・福祉サービスの理解と医療の連携 | 山下 細田 西野 | 9h |
5. 介護におけるコミュニケーション技術 | 西口 西野 | 6h |
6. 老化の理解 | 鈴木美由紀 鈴木優子 | 6h |
7. 認知症の理解 | 山下 鈴木優子 | 6h |
8. 障害の理解 | 山下 鈴木優子 | 3h |
9. こころとからだのしくみと生活支援 | 山下 鈴木優子 鈴木美由紀 川田 西野 佐々木 村山 疋田 西口 |
75h |
10. 講義の振り返り | 山下 細田 川田 | 4h |